脱毛症になった時

自分は、小学4年生の夏休みに脱毛症という病気にかかりました。

今でも忘れません。朝起きて鏡を見たら横と上の髪の毛が抜けていて、凄く怖かった記憶があります。

夏休みが終わり、学校に行き始めたら、すぐに周りのクラスメートに気づかれてしまって、友達もどんどん離れていってしまい、半年間くらい不登校になってしまいました。

半年後に、また学校に通い始めるのですが、ニット帽を被ってたので色んな人から変な目で見られて、本当に心を開いて人と話すのが難しくなってしまいました。

最終的には、髪の毛とまつ毛、眉毛など体の毛が全部抜けてしまい、まだ思春期で多感な時期だったので、すごく辛かったですね。

病院で診察してもらっても、完治するのは難しいと言われていたので、この状態が一生続くのかと半分諦めモードでした。

そんな時に、お医者さんから凄く腕のある先生を紹介して頂いて、注射を使った治療法で凄いスピードで髪の毛が生えてきました。

その結果、高校2年生の頃には殆ど髪の毛がある状態になる事ができました。

 

本当に振り返ると長い道のりで、辛い事もたくさんあったんですけど、それも含めていい経験ができたと心の底から思ってます。

支えてくれた家族と病院の先生には、本当に感謝しかありません。

もし、自分と同じ様な事で悩んでる方がいたら、1人で抱え込まずに信用できる人に相談してくださいね。